この記事でわかること
- Macユーザー向けの動画編集ソフトが知りたい
- Macでしか使えない動画編集ソフトは?
動画編集ソフトはたくさん種類がありますよね。
その中からあなたの目的に合った動画編集ソフトを探すのは大変ではありませんか?
そこで本記事では、以下を解説します。
- 初めて動画編集ソフトを触る方向けのソフト
- 趣味で動画編集を始めてみたい方向けのソフト
- 副業やフリーランスとして動画編集をやっていきたい方向けのソフト
記事を読めば、「自分の目的に合った動画編集ソフトがわからない」と思っているMacユーザーの方にとって、参考になる内容になっています。
ぜひ最後まで読んでみてください。
まずは動画編集ソフトに触ってみたい方向けのソフト【無料】
ここでは、「これから動画編集ソフトを触ってみたい」「ちょっと動画編集に興味がある」という方にオススメしたいソフトを解説します。
全部で2つあります。
- iMovie
- DaVinci Resolve
1. iMovie(アイムービー)
1つめは、iMovieです。
iMovieは、MacBookに標準で搭載されている動画編集ソフトです。
「ちょっと動画編集に興味がある」と思っている方は、まずiMovieを使ってみてはいかがでしょうか。
iMovieには、以下のような機能があります。
- カット編集
- BGM音楽の挿入
- テキストテロップの作成
- トランジション
- エフェクト
- 動画の書き出し
さらに4Kの動画編集も可能です。
テンプレートの数も有料ソフトに負けないくらいあります。
動画制作におけるテンプレートとは、アニメーションやテロップなどがある程度決まった状態で使えるデータのことです。
テンプレートを使って映像素材やテロップを差し替えれば、すぐにプロ級の作品を制作できます。
iMovieの機能は有料級です。
2.DaVinci Resolve(ダヴィンチリゾルブ)
DaVinci Resolveは映画や海外ドラマの編集で使われている動画編集ソフトです。
無料版と有料版がありますが、初めて動画編集ソフトを触る方は無料版でも問題ありません。
無料版でも、ほぼすべての編集機能やカラー機能があります。
特に、色補正機能に関しては、肌の色や目の色までを調整できます。
継続的にDavinci Resolveを使用する場合でも「無料版で良い」と言われるほど高品質なソフトです。
趣味で動画編集を始めたい方向けのソフト
次に、趣味で動画編集を始めたい方にオススメの動画編集ソフトを解説します。
友達のウェディングムービーの編集を頼まれたり、旅行や誕生日に撮った動画を作ってプレゼントしたりする方にとってはうってつけでしょう。
オススメのソフトは以下の2つです。
- Final Cut Pro
- Power Director
順番に解説します。
1.Final Cut Pro (ファイナルカットプロ)
Final Cut ProはAppleから販売されているMac専用の動画編集ソフトです。
Final Cut Proの良いところは、直感的な操作性で初心者の方に人気です。
動画のトリミングの位置を移動したり複数のファイルやオーディオを一つにまとめられます。
3Dのタイトル制作や高品質のエフェクトを加えることにも対応しているので、簡単にプロ級の編集ができてしまいます。
もちろんYouTubeの動画編集にも対応可能です。

Final Cut Proは買い切りの商品なので1度買えばその後の費用がかかりません。
無料期間が90日間あるので、その期間中に試してみるのも良いでしょう。
「趣味程度で動画編集を始めたいから毎月払いたくない」という方はぜひお試しください。
2.Power Director(パワーディレクター)
Power Directorの良いところは、1つのソフトでできる範囲が広いことです。
AIモーショントラッキングといって特定のモノの動きに追従して文字や画像を動かせる機能が付いています。
さらに、曲の長さを自動で編集してくれる機能が最近追加されました。
動画の尺と曲の長さを合わせるのは大変な作業なのでこの機能は便利ですね。
その他にも、タイトルを自由にデザインして動かせるアニメーションのテンプレートが搭載されています。

動画編集ソフトによっては、編集はできるけど、アニメーションは別のソフトを導入しなくてはいけないという場合があります。
別のソフトを使う手間が省けるのはPower Directorの強みでしょう。
ここまで充実した機能があれば、趣味としては十分にパフォーマンスを発揮してくれます。
副業やフリーランスとして挑戦したい方向けのソフト
副業やフリーランスの方にオススメの動画編集ソフトは1つ。
それはAdobeのPremiere Proです。
理由を解説します。
1.Adobe Premiere Pro(アドビ・プレミアプロ)
Premiere Proとは、Adobe社が販売している動画編集ソフト。
Premiere Proはクライアントから指定されることが多いです。
理由としては、MacでもWindowsでもデータの共有ができるため、パソコンのOSによって動作がしないという不具合がないからです。
OSとは、パソコンのシステムを管理しているソフトウェアの一種。代表的なのがWindowsやMac。
案件数を比較するとPremiere Proと他の編集ソフトではPremiere Proが圧倒的に多いです。
全体の8〜9割の案件はPremiere Proと思ってもらって問題ないでしょう。
副業やフリーランスとして活動していきたいと考えている方はPremiere Proを検討してみてください。
動画編集ソフトでよくある質問
Q .「趣味で始めたい方向けの動画編集ソフト」は副業やフリーランスでは使えないのでしょうか?
A .問題なく使えます。
両者の最大の違いは案件数です。
Premiere Proを指定されるクライアント様が多いため、あえて2つに分類いたしました。
「趣味で始めたい方向けの動画編集ソフト」でもお仕事として問題なく使えますのでご安心ください。
Q.編集ソフトを選ぶときMacとWindows、どちらのパソコンが良い?
A.基本的にどちらでも大丈夫です。
ただ、iMovieとFinal Cut ProはMacでしか使用できません。
編集ソフトによっては、OSによって動作しないので確認しておきましょう。
Q.有料版か無料版のソフトを選ぶときの基準は?
A .テンプレートの数と処理能力で選ぶと良いでしょう。
テンプレートの数は有料版のソフトの方が圧倒的に多いです。
また、無料版のソフトだと動画の処理能力に差が生まれます。
長い動画を編集するなら有料版ソフトがオススメです。
Q .YouTubeの動画編集には、どの編集ソフトが多く使われていますか?
A .Premiere ProとFinal Cut Proが多いです。
Q .パソコンを持っているけどスペックに合うかわからない場合は?
A .無料期間を利用してみてください。
多くの動画編集ソフトには短くて7日、長くて90日の無料期間が設けられています。
無料期間を利用してお持ちのパソコンにソフトを導入し、問題なく動作するか試してみてください。
もし、動作がカクカクしたり止まってしまったりする場合は、スペックの高いパソコンを購入しましょう。